サラリーマン向けの長期投資のメリットと始め方を徹底解説!

長期運用を始めたいけど、どうしたらいいの?
タケ
大事なことは何かを解説するよ!
もう一人のタケ
将来のお金が不安だから、今後に向けて投資をしていきたい!
という気持ちがあっても、何から始めていけばいいかよくわかりませんよね!?
そんなあなたに向けて、今回は投資の始め方をまとめました。
- 今の自分に合った運用方法は何?
- 短期間でお金を増やしたい場合はどうしたらいい?
- 老後の資金増やすための運用はどんなのがある?
こういったことを詳しく解説していきます!
目次
サラリーマンは長期投資で将来の資産を増やすことができる
サラリーマンは長期投資で将来の資産を増やすことができます。

毎月3万円を20年間積み立てた時のシミュレーションが上の図ですが、720万円の元本が1233万円位なっています。
20年間で約500万円ほどの運用益になるシミュレーションです。
月3万円が無理という人でも、

毎月1万円を20年間(240万円)が411万円というシミュレーションです。
短期で利益を出すのは難しいのが投資ですが、長期的には運用益を出すことも可能ですし、金融庁も長期投資の有用性を発表しています。
10年〜20年スパンの長期投資は金融庁でも有効性を発表している。
タケ
例の老後資金2000万円不足問題の報告書にも記載されているよ!
もう一人のタケ
サラリーマンが長期投資をするメリット

サラリーマンが長期投資をするメリットは
- 運用が楽チン
- 長期の方がリターンを得やすい
これらのメリットが挙げられます。
運用が楽チン
毎日売買を繰り返すデイトレードや頻繁に売買を繰り返す投資の場合、精神的にもかなり消耗します。
ですが、長期投資の場合は基本的に1度設定したら放置できますし、運用を見直すにしても数ヶ月に1回か数年に一回でOK。
基本的にはほったらかしで運用できます。
- 設定をしてしまった後の負担が少ない
- 日々の生活に影響があまり出ない
長期投資にはこのような特徴があり、運用が楽です。
運用はできる限り楽チンの方がいい。負担が少ないのがメリット。
タケ
タケもつみたてNISAをしてるけど、運用を始めて1年ぐらい設定を変えてないよ。
もう一人のタケ
長期の方がリターンを得やすい
短期で売買すると投資家の力量が問われることになります。
今は機械も発達していて、機械で発注するようなケースもありますので、日々売買して成果を出すのは簡単ではありません。
長期投資の場合は世界経済の成長に投資しているので、リターンを得やすいです。
【長期投資の考え方】
- 世界経済は成長傾向にあり、今後も成長予想
- 短期的な金融危機で下落の可能性はあるが、10年スパンで見るとプラスになる可能性が高い(リーマンショックを挟んでもプラスだった)
短期的には下落する可能性があったとしても、長期的にはプラスになる可能性が高いので、長期投資はリターンを得やすい投資だと言えます。
短期的には損を抱える可能性があるということ。でも、10年・20年スパンで見るとプラスになる可能性が高い。
タケ
長期投資のメリット運用の簡単さとリターンの得やすさにある。
もう一人のタケ
サラリーマンが長期投資をするデメリット

サラリーマンが長期投資をするデメリットは損を抱える局面があるということ。
10年スパンではプラスになっても、その途中ではマイナスになる局面も出てきます。
そのマイナス局面での対応を知っておくことが大切です。
損を抱えた場面での対応
10年スパンでプラスになったとしても、その途中にはマイナスになる局面もあります。
そのマイナス段階で淡々と投資を続けていけるかがポイントで、価格が下落した時は多くの金融資産を買うチャンスです。
なので、損をしている局面でも淡々と続けることが必要になってきます。
- 10年スパンではプラスになるかもしれないけど、短期的にはマイナスもあり得る
- そのマイナスの時に淡々投資し続けることが重要
この2点をしっかりしていれば、長期投資でリターンを得られる可能性は高くなります。
長期投資は毎月の積み立てが基本。損した局面でそれをやめてしまうのは良くない。
タケ
長期投資を運用益非課税でできるのがつみたてNSIA。ここからはつみたてNISAについて解説していくよ。
もう一人のタケ
サラリーマンの長期投資はまずつみたてNISAが有力

結論から言いますと長期投資を考える場合、つみたてNISAが第一の選択肢。
先ほども書きましたように、億・数千万円規模の資産を目指せるものではありませんが、将来の教育資金や老後資産の形成に有効です。
国の制度なので、安心感もあり、運用益非課税枠があるので、税金的にも有利に働きます。
つみたてNISAを運用する上で大事なことは
- 毎月の積立額をできるだけ一定にする
- どの投資信託に投資するかが重要
- 長期で続けた方がパフォーマンスがいい
基本的に毎月コツコツ長期間積み立てて、10年後・20年後の資産を形成するのがつみたてNISAのやり方です。
つみたてNISAを始める方法や具体的にどのような運用スタイルがあるかどうかについては参考記事がありますので、以下の記事を参考にしてみてください。
長期的に積立運用できるのがつみたてNISA。
タケ
少額で始められるので、資産形成の第一歩になる。
もう一人のタケ
資産急拡大を狙うなら、株式投資を長期間
資産を一気に増やしていく場合はリスクは高くなりますが、個別株投資が選択肢の一つです。
FXも選択肢にはなりますが、世界経済をかなり幅広く網羅しなきゃいけないのとリスク管理が難しくなります。
株式投資も先ほど紹介した楽天証券とSBI証券で取引できます。
ただ、損することも多い投資ではあるので、初心者の方にはあまり向かない方法です。
- 初心者が挑戦すると損をすることが多い方法
- 基本的にはつみたてNSIAで積み立てていくのが初心者向け
また、私はセミナーで株式投資を勉強しています。
無料講座もありますので、そちらも参考までにどうぞ!
投資の基本は分散だけど、資産を一気に拡大させるなら、集中的に投資。
タケ
リスクも高まるけど、リターンも高まる。どういう戦略を取るかはあなた次第
もう一人のタケ
長期投資の目的は一体なに?サラリーマン運用計画を決めよう!
サラリーマンの人であろうとなかろうと、まずは運用計画をきっちり決めることが重要です。
長期投資の代表例として、つみたてNISAがありますが、そのつみたてNISAをやるにも運用計画が必要。
- 投資を続けていって、最終的には億を目指したい!
- お金持ちになって、悠々自適な生活をしたい!
このような考えの人にとって、つみたてNISAは向いてません。
つみたてNISAは
- 将来的な資産を投資額の2倍にしたい
- つみたてNISAの非課税枠は年間40万円×20年
- 合計800万円の運用資金を1500万円ほどにする
これがつみたてNISAというシステムなので、億を目指したい・大金持ちになりたいという人とはミスマッチです。
逆に株式投資を集中的に行えば、資産を数倍に増やすことも可能です。自分のゴールをしっかり決めて、そこに向けて突き進んでいきましょう。
ゴールをしっかり決めて、まずはそのゴールに向かって進んでくことが大切。
タケ
ゴールがないまま投資を始めると成果が出ない。目的に合った投資を始めよう!
もう一人のタケ
投資という手段を使って、どこを目指す?
投資のゴールは様々です。
- 将来の子どもの教育資金を少しでも捻出したい
- 老後資金を蓄えたい
- 億稼ぎたい
- 目指すは大金持ち!
いろんな目標がありますが、自分の目指したいゴールをまずは設定しましょう!
どこを目指していくのかぼんやりでも決めておくことが大切。
タケ
目標は途中で変わっても問題なし。とりあえず設定することが大事!
もう一人のタケ
サラリーマンが長期投資する上で知っておきたいリターンと元本の話
「億を目指したい」と思っていても、100万円の運用金額で億を目指すのは簡単ではありません。
また、得られるリターンが大きくなればなるほどリスクも大きくなります。
投資は元本が大きければ大きいほどリターンが大きくなります。
- 元本100万円のリターン5%:105万円
- 元本1000万円のリターン5%:1050万円
そして、リターンとリスクの関係を知っておくことが大切
- つみたてNISA:20年前後かけて、資産を2倍にする
- 個別株投資:数年以内に資産を数倍にすることも可能だけど、リスクは大きい
このように、リターンが大きくなっていけば、リスクも大きくなっていきます。
リスクとリターンどっちを取る?
数千万円〜億を目指す人はある程度のリスクを取っていくことが必要になります。
反対に20年ぐらいかけて、資産を2倍にするぐらいであれば、比較的リスクを抑えつつ投資ができます。
- 数千万円〜億を目指す→集中投資が必要→損する金額も大きくなる
- つみたてNISAのように長期・積立運用→損する金額は少なめの可能性が高い
物事に絶対はないので、断言はできませんが、基本的にリターンが大きければリスクも大きいです。
個人的な基準としては年リターン10%を超えてくるとリスクが高めだと判断しています。
リターンと元本の関連性をしっかり決めた上で、ゴールを設定しよう!
タケ
ゴールが決まったら、実際に投資を始めていくのみ。
もう一人のタケ
今すぐ少額で投資を始める方法をまとめた記事があります。
一気に大金を使った投資を始めるのではなく、少しずつ投資金額を増やしていきたいという方に向けて、少額で投資を始める場合の記事も用意しました。
元本が少ないので、運用益を出すというよりは勉強用になりますが、最初の第一歩としては始めやすいものを選んでいます。
- 本格的な運用はまだ考えていない
- でも、少しずつ投資を勉強していきたい
という方は以下の記事を参考にして頂けたら嬉しいです。
【少額投資を始めたい人は以下の記事へ】
少額投資は勉強用!いきなり長期投資が怖いという人向けの手法だよ
タケ
少額で勉強する→金額を増やして、本格運用という流れにしたい人は上の記事を参考にしてね!
もう一人のタケ
まとめ:サラリーマン向けの長期投資の特徴と始め方を解説

長期運用を始める上で大事なのはまず運用方針を決めること。
ゴールを決めてしまって、それに向かって投資を始めていくことが大切ですが、基本的には運用益非課税枠があるつみたてNISAから始めるのが無難です。
- 国が選定した投資信託の中から投資することができる
- 運用益非課税
つみたてNISAにはこのメリットがありますので、長期投資の第一歩目としてはつみたてNISAを活用してみるのがいかがでしょうか?
【つみたてNISAは以下の記事が参考になります】