トラリピで勝てないことを悔やむ事が負けへの一番の近道な理由

トラリピで勝てないことを悔やむことが負けへの一番近道?
タケ
負けへの近道なんて最悪じゃん!どうすればいいの!!??
もう一人のタケ
トラリピで勝てないことを悔やむことが負け!?
含み損が大きくなって、マイナスがどんどん大きくなるのを目にするたびにだんだん焦りが大きくなってくるのがトラリピの特徴。
順調な時があったとしても、含み損を抱える場面は必ずやってきます。
そんな時にはどうしたらいいのでしょうか?
- トラリピで勝てない時にどうしたらいいのか?
- 含み損を抱えた時に冷静に対処するにはどうしたらいいのか?
今回はトラリピで勝てない時の対処法についてまとめました。
目次
トラリピでは勝てないことを悔やむのが負けにつながっていく
勝てないことを悔やむのは一番やってはいけないこと。
トラリピの運用は基本的に含み損を抱えながら、運用していくことになります。
- 注文が行われる
- 含み損が発生する
- 利益発生
という流れで、運用益が出てくるわけですが、その含み損が大きくなる場合があります。
50万円しか投資してないのに、含み損が10万円を超えたりする可能性もあり「マイナスが多すぎて不安・・・」と思ってしまうこともあるでしょう。
そのような時に大事になのは勝てないことを悔やむのではなく、事前の想定どおりに運用することです。
勝てないことを悔やむとドツボにハマってしまうよ。
タケ
含み損を取り戻そうとしないことが大切だよ!
もう一人のタケ
儲けに意識がいくと危険
負けたことを悔いてしまうとどうしても儲け中心主義になってしまいます。
そして、儲け中心主義になってしまうと、どうしてもリスクを顧みずにリターンを大きくしようと考えてしまいがち。
勝てないことを悔やんで、どうにか含み損を取り返そうとすると、よりリターンが大きくなる設定にしがちです。
【やってはいけない運用パターン】
- 含み損がだんだん大きくなる
- この含み損を取り戻す方法がないか考えるようになる
- リターンにしか目がいってない設定をするようになる
- リスクを想定してないので、さらに損をする可能性大
含み損が大きくなってくると、どうしても気になってしまいますが、そこは我慢することが大切。
では、具体的にどうしたら我慢できるようになるのでしょうか?
トラリピでもうけ中心の設定をするとある程度はうまくいくけど、数年に1回の相場の大変動に耐えられない。
タケ
一気にロスカットになるよ!じゃあ、儲け欲を我慢するにはどうしたらいいんだろう?
もう一人のタケ
トラリピで勝てない時に動揺しないコツは事前の想定をしっかりすること
トラリピで勝てない時に動揺しないコツは事前の想定をしっかりすることに限ります。
運用前の想定が大事で、しっかり想定しておくといざという時の対応もしやすいです。
【事前想定の例】
- ドル円が90円付近でロスカットなので、95円を割り込んだら対応する
- その時の追加資金を決めておく(トラリピでは資金を追加するとロスカットしにくくなる)
- 口座にあと30万円追加できたら、新たな設定を組む
このようなことをトラリピ運用前にしっかり決めておくことが大切です。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、やり方さえわかればそれほど難しいことではありません。
では、事前の想定はどのようにすればいいのでしょうか?
運用前の事前想定こそが全て。これでリスク面をしっかり想定しておこう!
タケ
運用前に対応を明確にしておけば、どれくらいのリスクがあるかを想定できるよ。
もう一人のタケ
運用試算表を活用する
運用試算表を活用することがトラリピを運用する上では必要不可欠です。
これを活用しないまま、他の人のブログの設定を真似する人も見受けられますが、それは避けましょう!
絶対に運用試算表は活用してください。
運用試算表を活用するメリットは
- 運用試算表を活用すると、ロスカットレートが明確になる
- どれくらい資金追加すればいいかわかるようになる
- いろんな単語の意味が掴めるようになる
運用試算表を制すればトラリピを制すといっても過言ではないぐらい運用試算表は重要です。
運用試算表の使い方や具体的に発注の方法などについては記事にまとめてますので、そちらを参考にしてみてください。
【運用試算表の使い方に解説記事は以下から】
具体的な発注方法や運用試算表の解説は上の記事に詳しく書いてるよ。
タケ
上の記事は運用前に一番読んで欲しい記事。運用試算表を理解することが大事だよ!
もう一人のタケ
すでにトラリピ運用を始めてしまってる人はどうしたらいい!?
「事前の想定と言われても、運用を始めてしまってる!!」
という人もいるかと思います。
そんな人でも焦る必要は全くなく、今の設定で運用試算していけば問題ありません。
- 今の設定でのロスカットレートはどれくらいなのか?
- どれくらいの運用資金で運用するのがベストなのか?
- いくらになったら追加資金を投入するのか?
運用を始めてからでも、このような想定はすることができます。
なので、すでにトラリピの設定を始めている人はその設定で運用をシミュレーションしてみましょう。
運用を始めてしまった人でも、シミュレーションすれば問題なし。
タケ
今の運用を運用試算表でしっかり見つめ直そう!
もう一人のタケ
トラリピで勝てないことを悔やまない!長期で広い視野で見よう!
運用開始時のドル円が100円だったとして、その後1年で90円まで下がったとしましょう。
その場合はかなりの含み損が出ていることと思います。
そこから少し上がって、92円台あたりをウロウロしてるような動きの場合、含み損はなかなかなくなりません。
でも、そこで動揺しないことが大切です。
- なかなか利益が出ないけど、ひたすら長い目で見る
- 短期的に利益を出そうとした瞬間こそが危ない
- 数年スパンで100円に戻れば、プラス運用に転じる
損を数ヶ月で取り戻そうとするのはダメで、数年単位で考えていきましょう。
為替レートは自分の思うようにならない。長期的視点で見てみよう!
タケ
わかってはいるけど、実際に運用してみると我慢するのは難しいよ。数年は結構長い。
もう一人のタケ
5年で相場はワンサイクル回ることが多い
直近の金融危機で言いますと、リーマンショックが挙げられます。
この時は相場が大変動しましたが、その時のマイナスは5年ほどで元通りに戻りました。
大変動が起こっても、5年ほど経てば元通りになってることが多いです。
【長期的に見るとどうなる?】
- 投資は1年単位で見なくなる
- 5年ほどでワンサイクル回るなと思いながらいると、それほど大きなダメージを受けない
- 冷静に判断できる確率が上がる
投資を1年単位で見ると、11月ごろに「今年はマイナスになるそうでやばい!」と思ってしまうので、1年単位で見るのはやめましょう。
最終的にプラスになれば、それでOKという考え方です。
5年ほど運用してプラスになっていればOK。
タケ
それより早くプラス運用になった場合はラッキーぐらいに思っておこう!
もう一人のタケ
まとめ:トラリピで勝てないことが負けへの一番の近道
トラリピではすぐに勝とうとしてはいけません。
長期的な視野で見ていかなければならず、早めにプラスを出したいという気持ちは禁物。
含み損を抱える瞬間があるのがトラリピの特徴なので、含み損が出ても焦らず対応しましょう!
しっかりと運用試算表を使って想定すれば、いい運用ができますよ。
【トラリピ初心者の方に必ず読んで欲しい記事】