トラリピ10万円設定の最適解!初心者向けの運用方法まとめ

トラリピの設定は10万円でできるものなの?
タケ
そんな疑問にトラリピを本格運用しているタケがお答えします。
基本的に10万円での運用はおすすめではなく、最低でも30万円程度から始めるのが普通です。
ただ、10万円で始めたいという方もいらっしゃいますよね?
そこで、今回はトラリピを10万円で始める方法について詳しくまとめました。
- 10万円で運用した時のリスク
- どのような設定が10万円では組めるのか?
少額で始めてみたい方はぜひ参考にしてみてください。
【トラリピ2020年9月末の運用実績】

【筆者の投資実績】
月収10万円フリーター→3年で運用額600万円突破
その後「つみたてNISA」「トラリピ」「株価指数CFD」「ロボアドバイザー」「ソーシャルレンディング」「個別株投資」「米国ETF」などへ投資
質問フォームや投資と副業でサイドFIREするチャットで質問受付中
目次
トラリピ10万円設定は「試用期間」
トラリピはセミリタイアを目指す人向けの運用で、利回り10%を狙う運用です。
いきなり数百万円単位で運用するのもあり。
ですが、トラリピが向いているのか向いてないのか最初に判断したいという方もいるかと思います。
そういった方向けの運用がトラリピ10万円運用です。
- 損失額を小さくできる
- トラリピを止めたいと思った時に止めやすい
- 設定を追加して、本格運用することもできる
「いきなり本格運用するのが怖い・・・」という人向けの運用が「トラリピ10万円運用」です。
将来セミリタイアしたい人が小さく挑戦できる設定になっており、10万円から資金追加していくのが基本的な運用方法になります。
トラリピ10万円設定のメリット・デメリット
トラリピ10万円設定のメリットとデメリットは
- メリット:本格運用や撤退の判断しやすい
- デメリット:仕掛ける範囲の狭さ
この2つについて詳しく解説します。
メリットは本格運用や撤退の判断がしやすい
基本的にトラリピは数十万円〜数百万円で運用するものですが、当記事の設定では10万円で設定することができます。
それに伴うデメリットがあるものも確かですが、少額でまず経験が積めるのが強みです。
- 少額なので、気軽にできる
- 合ってない投資だと思った時に撤退しやすい
- 資金を追加することで、本格運用もできる
こういった強みがトラリピの10万円運用にはあります。
本格的な運用に移行するのもよし、撤退するのもよしです。
ただ、投資は基本的に余剰資金で行うものなので、その点はご注意くださいね!
デメリットは仕掛ける範囲の狭さ
先ほどの設定を見てみると、仕掛けている範囲は73.4~83円となっており、その範囲を飛び出してしまうと運用益は得られません。
73.4~83円の間で推移することが多い、加ドル円ですが、レンジを飛び出すこともあります。
仕掛ける範囲が狭いことによるデメリットをまとめました。
- 運用益を取り損ねてしまう
- ロスカットレートを幅広く取れない
このようなデメリットもありますが、少額で運用できるのはメリットです。
一長一短ありますので、10万円設定が自分に合うと思ったら始めてみてください。
トラリピ10万円設定の概要〜加ドル円で仕掛ける〜

トラリピ10万円設定は加ドル円で仕掛けます。
上記画像は2000年以降の加ドル円チャートですが、他の通貨に比べて加ドル円は大きな円高になっていません。
コロナショック前までは豪ドル円も有力な候補でしたが、コロナショック時に豪ドルは大きく変動しました。(オーストラリアは中国に影響を受けると言われているため)
なので、加ドル円を軸に仕掛けていくのが無難です。
2020年のコロナショックで73円まで下落したことを考えると、73円を下限として10万円で仕掛ける設定を探すことになります。
10万円トラリピの具体的な設定


上記の設定が10万円でできる設定です。
ですが、仕掛けられる範囲がそこまで大きくないので、できれば20万円を用意して、トラリピを少額で始める方法!運用前に必要な知識まとめの設定で始めるのをおすすめします。
10万円でどうしても設定しないといけない場合は上記の設定で行います。
ロスカットに近づいたら追加資金を
上記設定ではロスカットが73.445円になっています。
ロスカットは若干上下動するので、74円に近づいてきたら追加資金を投入するようにしましょう。
10万円入金すれば、問題ありません。
ポイントを以下にまとめましたので、参考にしてみてください。
- 設定の詳細は画像の通り
- ロスカットレートに近づいたら、資金を追加
- できればトラリピを少額で始める方法!運用前に必要な知識まとめの設定
【トラリピ口座開設はこちらから】
トラリピ10万円設定の具体的解説

トラリピ10万円設定の注文画面での設定は上記画像の通りです。
トップ画面から「MENU」→「トラリピ注文」へと移動することができます。
- CAD/JPY
- 買い設定
- 73.4~83
- 0.1万通貨
- トラップ本数13
- 利益金額700円
- 決済トレールなし
- ストップロスなし
利益金額に関してはその時々で変更になりますが、リスクに関わる数値ではないのでそこまで気にする必要はありません。
ただ、その他の数値に関してはリスクに関わるので、動かす場合は注意するようにしてください。
トラップ本数は注文の本数だと理解する
トラップ本数は注文をする本数のことです。
上記の動画のように、トラリピは事前に仕掛けた設定の通りに注文を繰り返して、運用益を積み重ねていきます。
その注文の本数のことをトラップ本数と言い、トラップ本数を13本に設定すると、ちょうど0.800円間隔となります。
0.1万通貨で必ず運用する
私の設定は全て0.1万通貨で行っているので、ここは必ず固定するようにしてください。
0.2万通貨にするとかなりの資金が必要になり、一般的には運用が無理です。
運用金額が数千万円ある方なら話は別ですが、そうじゃない方は必ず0.1万通貨で運用するようにしましょう。
トラリピの運用実績は毎月月末に更新中
トラリピの運用実績を毎月月末に更新中です。
2019年の1月から運用していて、2020年9月までに合計48万円の運用益が出ています。
年間の損益は下記の通りです。
運用金額は「入出金累計」で確認することができ、2019年は128万円、2020年は徐々に運用益と資金追加と積み重ね256万円になりました。
利回りは10%をやや超える程度が期待できます。
【2019年運用実績】

【2020年運用実績(9月末現在)】

トラリピ10万円設定の始め方
- マネースクエアへ移動
- 口座開設はこちらをクリック
- FX個人口座開設をクリック
- 個人情報を入力、同意事項同意
- 口座開設後にログイン、入金
- 当記事の10万円設定を行う
この手順で口座を開設することができます。
口座開設・口座維持費は無料です。
トラリピは利回りを大きくしたい人向けの投資です。
先ほどの運用実績にもありましたが、トラリピの利回りは10%を超えています。
投資で利回り10%というのは簡単なものではなく、一般的にはハイリスク・ハイリターンに分類されるものです。
老後に向けて堅実に投資するという目的での運用も可能ですが、リターンを大きくする目的の方が大きめ。
このような投資の性質を理解した上で、投資を検討してみてくださいね。
【トラリピがおすすめの人】
- セミリタイアを目指している人
- 少々リスクを負っても、資産形成を早くしたい人
- 自動売買に挑戦したい人
トラリピの設定は最終的に自分で組めるように
大事なことは真似をするのではなく、自分で設定に対する考えを理解することです。
10万円設定に関しては真似していただいても構いませんが、ロスカットする可能性も当然のことながらあります。
なので、運用額を大きくする時は必ず自分で設定を組めるようにしておいてください。
- 設定に対する考え方がわからなかったら、運用試算表を活用する
- 運用試算表のことでわからないことがないようにする
- 自分で設定を組めるようになる。
自分で設定できないとロスカットが近づいてきた時の対応が分かりませんし、ロスカットが近づいてることすら気づかないこともあり得ます。
運用試算表を使いこなして、トラリピの設定に対する考え方を確立しましょう!
小さく挑戦して、大きくするか決める
トラリピに限らずですが、投資は小さく挑戦するのがオススメです。
いきなり高額を失ってしまったら、投資へのモチベーションが大きく低下してしまいます。
それだけは避けないといけません。
投資で大事なことは大損しないことです。
トラリピはリスクとリターンを大きくできる投資なので、まずは少額でどんな仕組みなのか理解していきましょう。
まとめ:トラリピ設定10万円で運用できるか検討してみた

当記事ではトラリピ10万円運用をまとめました。
本格的に運用益を取りに行く前の勉強用の設定が「10万円設定」です。
いきなり高額で運用するのはあまりおすすめしません。
最初は少額で自分に合った投資かをしっかり見極めた上で、だんだん運用額を増やしていくようにすると、いきなり大きな損失をしなくなりますよ。