トラリピオージーキウイの設定は?公式サイトの戦略とともに紹介

2020年9月から導入された「豪ドル/NZドル」
通称「オージーキウイ」と呼ばれますが、当記事ではこのオージーキウイの設定に特化してまとめました。
- オージーキウイの特徴
- 公式サイトで紹介されている戦略と私たけが採用している戦略の解説
- リスクは具体的にどこにあるのか?
このあたりの点を中心に紹介していきます。
【筆者の投資実績】
月収10万円フリーター→3年で運用額600万円突破
その後「つみたてNISA」「トラリピ」「株価指数CFD」「ロボアドバイザー」「ソーシャルレンディング」「個別株投資」「米国ETF」などへ投資
質問フォームや投資と副業でサイドFIREするチャットで質問受付中
目次
トラリピオージーキウイで実際に行っている設定

トラリピオージーキウイで実際に行っている設定を紹介します。
私自身、長期で運用したいという考えがあるので、ハーフ&ハーフ戦略を採用しています。
ハーフ&ハーフ戦略の設定(採用)
- 買い:1.0~1.15
- 売り:1.154~1.32
- トラップ本数:38本
- 0.1万通貨
- 利益幅:7ドル
- 決済トレール:設定なし
- ストップロス:設定なし
【注文内容のスクリーンショット】


左側が買い設定になっていて、右側が売り設定になっています。
ハーフ&ハーフ戦略では両方とも発注する必要がありますので、ご注意ください。
設定を追加する際は仕掛けているレンジ幅の間に新しい設定を追加していきます。
「買」の場合ですと、1.000~1.1480の間にトラップを仕掛けます。
少し難しいという方はLINEチャットで質問を受け付けておりますので、参考にしてみてください。
Buy&Sell戦略は公式サイト記載通り(採用せず)
Buy&Sell戦略に関しては公式サイトに書かれているので、その通りの設定となっています。
なので、公式サイトを見て、設定すればOKです。
わからない場合は先ほどのサポートも利用できます。
各戦略の見方は下記のとおりです。
- マネースクエアに口座開設する
- マイページにログインする
- 戦略リストが見れる(バナーで表示)
マイページにログインすると、さまざまな情報や戦略が見れますので、一通り確認しておくことをおすすめします。
トラリピ豪ドル/NZドル(オージーキウイ)の特徴:トラリピ向きの通貨ペア

トラリピオージーキウイの特徴は
- 狭いレンジで推移している
- ショック相場に強い
この2つが特徴です。
狭いレンジで推移している

豪ドルとNZドルの推移を比較してみると
- 1.0000~1.3500で推移している
- 2013年8月以降は1.000~1.150で推移している
上のグラフを見ると、直近は赤いの範囲内で推移しているのがお分かりいただけるでしょうか?
2013年夏以降はずっと赤の範囲内で推移しているので、仕掛ける幅を狭くできます。
幅が狭い=必要資金を少なくて済むということなので、とてもトラリピ向きのペアだと言えるんです。
ショック相場に強い(コロナショックを例に)

ショック相場に強いのはコロナショックで証明されています。
上記画像を見ても、コロナショックで大きく相場が変わった様子はありません。
オージーキウイは世界的なショック相場に強いことがコロナショックからもわかります。
トラリピ豪ドル/Nドル(オージーキウイ)の戦略

公式サイトで紹介されている戦略とされてない戦略があります。
- ハーフ&ハーフ戦略(公式サイトで公開されていない)
- Buy&Sell戦略(公式サイトで公開されている)
これらの戦略のリターンとリスク・考え方について詳しく紹介していきます。
ハーフ&ハーフ戦略

長期で運用する際に一番安定感があるのはハーフ&ハーフ戦略です。
上記画像の赤で囲まれた下部分が「買い」、青で囲まれた上半分が「売り」となっています。
売りと買いを分けることで、幅広く網羅でき、一度設定したものをそこまで動かす必要がありません。
長期で安定的に運用したい人向けの戦略です。
【ハーフandハーフ戦略のメリット】
- 幅広く網羅できるので、長期的な運用に向いている
- ロスカットの危険を少なくすることができる
【ハーフ&ハーフ戦略のデメリット】
- 運用益の積み重なり方がやや弱い
- 短期の運用にはそこまで向いていない(決済益が少ないため)
Buy&Sell戦略

直近の動きを見てみると、上記画像の赤枠で囲った部分のみで推移していることがわかります。
Buy&Sell戦略はこの下半分に売りと買いの注文の両方を入れる戦略です。
ハーフ&ハーフよりも狭い範囲の設定になりますが、運用益はハーフ&ハーフよりも大きくなります。
【Buy&Sell戦略のメリット】
- 少ない資金で多くの利益を出せる
- 手早く運用益を大きくする短期運用向け
【Buy&Sell戦略のデメリット】
- 長期的に運用すると、設定したレンジから飛び出す可能性がある
- 設定を見直さないといけないケースが出てくる
トラリピ豪ドル/Nドル(オージーキウイ)の支援チームも発足しています。
トラリピをどう運用したらいいかわからないという方が多くいらっしゃるかと思いますが、支援チームあります。
具体的にどんな支援があるのかと言いますと、
- ZOOMによるワークショップ開催
- ZOOMによる個別面談実施
トラリピはどのように設定するのかを初心者が判断するのが難しいという欠点がありました。
しかし、支援チームができ、サポートを受けられる体制が整ってきました。
この点は今からトラリピを運用したい初心者にとってメリットです。
マネースクエアに口座開設していると、サポートを受けることができます。
トラリピオージーキウイ設定に関するQ&A

トラリピオージーキウイ設定に関する注意点をまとめました。
他に初心者向けの通貨ペアはないの?
初心者の方向けの通貨ペアは
- カナダドル/円
- 豪ドル/NZドル(オージーキウイ)
この2つです。
どちらも初心者向きですが、大きなショック相場に耐えるという意味ではオージーキウイが強いです。
2021年・2022年の状況だと新型コロナウィルス感染の状況次第ではショックが起こる可能性もあります。
その可能性を考慮すると、オージーキウイを始めるのは悪くない選択肢です。
オージーキウイで始める時の注意点は?
オージーキウイで始める場合は何で相場が変動するかを知っておく必要があります。
世界的なショックでは大きな変動がありませんが、オーストラリアとニュージーランドの金利差で、相場は変動します。
基本的にレンジ相場で動いているので、そこまで大きく気にする必要はありませんが、どんな要素で相場が動くのかは知っておいた方がいいでしょう。
ズバリ!ハーフ&ハーフ戦略とBuy&Sell戦略はどっちがいい?
リスクヘッジできるのであれば、Buy&Sell戦略がおすすめです。
先ほども書きましたように、オージーキウイはオーストラリアとニュージーランドの金利差で上下動します。
2021年〜2022年の状況を考えると、金利差は発生しない可能性が高く、そこまで大きな相場変動はないことが予想されています。
もちろん、何が起こるかはわかりませんが、今後2年ほどを考えるとBuy&Sell戦略の方が効率よく資金を増やせるでしょう。
まとめ:トラリピオージーキウイはカナダドルと並んで初心者向け

トラリピのオージーキウイはカナダドル円と並んで、トラリピ初心者に向いています。
いろんな戦略がありますが、私自身はハーフ&ハーフで長期運用しています。
- ハーフ&ハーフ:長期的に運用する人向け
- Buy&Sell:比較的短期で、運用益を大きくしたい人向け
公式サイトの戦略は口座開設することで見ることができます。
バックテストの結果も表記されてますので、参考にしてみてください。