ソーシャルレンディングをやってみた!他の投資と何が違うのか?

ミドルリスク・ミドルリターンの投資として注目を集めているソーシャルレンディング。
- ソーシャルレンディングって聞きなれないけど、どんな投資?
- 利回りがいいって聞いたけど、実際はどうなの?
- やってみたいけど、どんな投資かわからないから不安
そんな人が多いかと思いますが、今回は実際にソーシャルレンディングをやってみた結果感じたことをまとめました。
- ソーシャルレンディングはどんな投資?
- 他の投資と何が違う?
- ソーシャルレンディングはどう始める?
などソーシャルレンディングに少しでも興味がある方はぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
実際の運用方針も含めて記事にまとめたよ。
タケ
ソーシャルレンディングをやろうか迷っている人は読んでみてね!
もう一人のタケ
目次
ソーシャルレンディングをやってみた率直な感想
ソーシャルレンディングをやってみた率直な感想は始めるのが簡単だということです。
- 口座開設
- 投資する手順
- 最低投資金額(1万円が多い)
口座解説も投資する手順も簡単で、1万円から投資できるので、投資へのハードルはかなり低いなと感じました。
なので、初心者の方は始めやすいなと思いましたが、それと同時にあまり考えずに投資ができてしまう欠点も感じました。
ソーシャルレンディングに関する率直な感想はこんな感じ。
タケ
ここからは具体的な中身に入っていくよ!
もう一人のタケ
ソーシャルレンディングをやってわかった他の投資との違い
ソーシャルレンディングを実際にやってみて感じたことは
- 運用期間が明確に決まっている
- 利回りがあらかじめ決まっている
- やり方によってはかなりのリスクを抱える
この3点です。
投資の始め方自体はものすごく簡単で、誰でも簡単にできるものですが、それゆえに気付かぬうちにリスクの高い投資をしてしまうこともあります。
ここでは他の投資とソーシャルレンディングをまずは比較していきます。
運用期間が明確に決まっている
投資は基本的に運用期間が決まっていません。
株にしてもFXにしても、いつ運用を終わらせるかは自分のさじ加減になり、「売りタイミング」がかなり難しいです。
一方、ソーシャルレンディングは運用期間が最初から明記されています。
およそ半年〜3年の期間で、案件によって運用期間は違いますが、投資前に運用期間をチェックできるのがソーシャルレンディングの1つの特徴です。
投資する前に運用期間をチェックできる。
タケ
大まかな計画を立てられるメリットがある。
もう一人のタケ
利回りもあらかじめ決まっている
運用期間だけではなく、利回りもあらかじめ決まっています。
こちらもしっかりと明記されており、運用期間・利回りが最初にわかるのがソーシャルレンディングの大きな特徴です。
ただ、ソーシャルレンディングの利回りは確実なものではなく、デフォルト(貸し倒れ)リスクも存在します。
利回りが高ければ、その分リスク面では高くなりますので、そのバランスを考えて投資していくことになります。
利回りとリスク面は常に考えておく必要があるよ。
タケ
具体的な方法はこの記事で解説してます!
もう一人のタケ
やり方によってはかなりのリスクを抱える
貸し倒れリスクはソーシャルレンディングにおいて無視できません。
貸し倒れが起こると投資した金額が返ってこないことになるので、一つの案件に多額を投資していた際は大損となります。
私はソーシャルレンディングのやり方をようやく確立しつつある状況ですが、リスク管理をしっかりしないと損もあり得ます。
では、リスク管理は一体どうすればいいのでしょうか?
ここからはソーシャルレンディングのリスク管理について考えていきます。
気付かぬうちに大きなリスクを抱えるなんてことも。
タケ
リスク管理をしっかり知っておこう!
もう一人のタケ
ソーシャルレンディング活用法とリスク管理
私のソーシャルレンディング投資は
- 業者は安定感重視
- 毎月分散投資する(数ヶ月に1回ペースの投資になる場合もある)
この2点を重視しています。
業者は安定感重視
まず2〜3社のソーシャルレンディング業者を厳選し、その業者の案件を見ていきます。
- リターンを重視する業者
- 安定感を重視する業者
とありますが、今は安定感を重視しています。
「今は」というのは訳がありまして、2018年は利回り重視でもいいかなと思っていたんですが、デフォルト案件も出てくるようになったので、今は安定感重視です。
安定感というのは過去の実績を見るしかなく、未来のことまでは当てられないんですが、過去の運用実績がいい業者を選んでいます。
の2つは過去のデフォルトなどの観点から見て安定感があり、特にOwnersBookは全件不動産案件担保付・上場企業が運営しているという利点があります。
なので、今後はOwnersBookへの投資を増やしていく方針です。
安定感を重視するのか利回りを重視するのかは個人の判断になりますが、デフォルトが起こってしまうとその損失を取り返すのは難しいので、デフォルトを避ける方向で運用しています。
あまり理解していなかった頃は利回り重視してた。
タケ
最近は安定感重視。過去の運用実績から判断しています。
もう一人のタケ
毎月分散して投資
100万円の予算があったりしても、それを一気に投資はしません。
私の場合はソーシャルレンディングに掛けられる予算の10%以内を分散して投資します。
100万円あったとしたら、10万円を10ヶ月に分けて分散です。
なぜそんなことをするのかと言うと
- 高額を一気に運用するとリスクが高まる
- 毎月分散して投資する事で落ち着いて運用できる
- 一気に全額投資しようとすると、むやみに投資しようとしてしまう
- 案件が足りない
様々な理由が挙げられますが、一気に高額を運用すると冷静さを失い、リスクが高まる点が1番です。
予算を一気に投資しようとすると、「とにかく投資しよう」という考えが先行して、案件選びがテキトーになります。
それを防ぐために毎月分散して投資を行っています。
一度にかけるお金はそんなに大きくしない。
タケ
冷静に判断することが大事。
もう一人のタケ
ソーシャルレンディングは全てにおいて「ミドル的存在」
ソーシャルレンディングは全てにおいて、「ミドル」という言葉があてはまります。
ミドルリスク・ミドルリターンなんて言葉がおりますが、まさにその通りです。
利回り的には6%ほどのものが多く、それなりの高さを誇りますが、リスクもあります。
リスク度 | 投資額 | 期間 | 投資の種類 |
リスク低 | 少額 | 長期 | つみたてNISA |
リスク低 | 高額 | 長期 | ロボアドバイザー |
リスク中 | どちらでも | 短期 | ソーシャルレンディング |
リスク高 | 高額 | 基本的に短期 | 株式投資 |
リスク高 | 高額 | どちらでも | FX(自動売買の場合は長期も) |
それなりのリターンを1年〜2年ぐらいの期間で運用したい場合はソーシャルレンディングに向いています。
ソーシャルレンディングよりリスクを抑えたい場合は長期投資になりますが、つみたてNISAやロボアドバイザーがあります。
ソーシャルレンディングはミドルリスク・ミドルリターン。
タケ
運用の特徴をしっかり理解して、自分の方針にあった運用をしよう!
もう一人のタケ
1円からできる貸付ファンドfundsもやってみた
ソーシャルレンディングと同じ操作方法でできる貸付ファンド「funds」にも投資を始めました。
やることはソーシャルレンディングと同じなんですが、違うのは1円から投資できること。
少額で投資できるので、勉強がてら投資することもできます(100円で投資して勉強なんてのも可能)
まずは少額で試してみたいという方向けの業者です。
fundsに関しては別記事も用意してますので、参考にしてみてください。
【fundsの詳細は以下の記事から】
まとめ:ソーシャルレンディングをやってみた!他の運用とは何が違う?
ソーシャルレンディングをやってみた結果思ったことは
- 始めるのは簡単
- 簡単がゆえにリスクの高い投資をしてしまっていることがある
という点で、私が運用の時に気をつけていることは
- 安定感を重視している運用実績のいい業者を選ぶ
- 毎月分散して投資する
私は
にソーシャルレンディング業者では投資していますが、クラウドクレジットはリスクがやや高めなので、他の3社を中心に投資を今後は展開していく予定です。(特にOwnersBookは安定感ありなので、今後増やしていきます)
今のところクラウドクレジットにもそこそこお金を入れてしまっているので、ソーシャルレンディングは安定感重視で、リスクのある投資や株・FXに移行する予定です。
皆さんも自分の運用方針に合った投資先を選んで、有意義な運用をしていってくださいね!