毎月20万円投資すると約10年で1000万円増える仕組みを公開!

「毎月20万円投資すると10年〜15年で1000万円増やすことができます。」
あなたはこれを聞いて、どう思いますか?
- なんか怪しくない?
- いやいや、絶対1000万円増やすなんて無理でしょ!
と思うかもしれませんが、15年間あればほぼ確実に可能ですし、10年でも1000万円近くはお金を増やすことができます。
少し知識がある人だったら、この話を聞いて「まぁ、普通の話じゃん」と思うはずですが、多くの人はあまり理解できないでしょう。
今回は毎月20万投資すれば、10年後に1000万円増える仕組みを発表します。
毎月20万円あれば、10年後に1000万円近く増やせる方法はある。
タケ
重要なのは複利効果と基礎知識。
もう一人のタケ
目次
毎月20万円の投資で、1000万円増えるのはなぜか
毎月20万円を10年間投資すると投資金額は2400万円になります。
それを年利7%で運用すると

10年後に3461万円になることがわかります。
なので、1000万円増えるわけですが、問題は利回り7%を実現できるのかどうかということです。
結論から言いますと、微妙です。
年利5%〜7%ぐらいで運用することはかなりの確率で可能ですが、その数字のどこに落ち着くかは流石に読めません。
ただ、年利5%の場合でも

12年間の運用で、1000万円増やすことができます。12年で元本2880万円に対して、3935万円というシミュレーション結果です。
大事なのはこのリターンで運用できるかどうかということになります。
大事のなのは利回り5%で運用できるか?
タケ
いろんなシミュレーションを後ほど解説するよ。
もう一人のタケ
20万円は無理でも
とはいえ、毎月20万円の投資は無理だという人も多いはずです。
おそらくほとんどの人にとって、毎月20万円は厳しいかもしれませんが、リターンの割合は一緒です。
例えば、毎月2万円投資すれば、20万円に対して1/10なので、10年〜15年で100万円を増やすことは可能。
10年〜15年で資産を約2倍にすることはそれほど難しいハードルではないんです。
額はそんなに気にしない。個人個人で投資できる金額は違う。
タケ
無理のない金額でコツコツやることが大事。短期間で一気に資産を増やす方法はリスクが高い。
もう一人のタケ
長期運用の複利効果
この図は金融庁が掲載している複利効果の図ですが、長期運用の複利効果を侮ってはいけません。
複利効果とは投資の運用益を再び投資に回すことですが、上の図を見ると100万円を10年間リターン10%→259万円になることがわかります。
単利の場合と60万円の差がつくことになり、投資期間が長くなればなるほど複利効果が大きくなっていきます。
長期投資で運用益が大きくなるのはこの複利効果によるところが大きいです。
月20万円の投資で、1000万円増えるシミュレーションになっているのも、この複利効果があるから。しっかり押さえておきましょう。
投資の複利効果は大きいし、絶対知っておきたい。
タケ
複利効果を使って、長期運用で資産を増やしていくのが基本的な手法。
もう一人のタケ
毎月20万円を利回り5%で運用することは可能か?
毎月20万円を運用できたとしても、問題は利回り5%で運用できるかどうかです。
実際に様々なケースでシミュレーションを行ってみましたので、そちらを参考にしてみてください。
ロボアドバイザーではどう?
ロボアドバイザーウェルスナビとTHEOを使って、いろんなシミュレーションをしてみました。

毎月20万円をリターン5%で運用すると3105万円なんですが、ウェルスナビでは53%の確率で、3105万円以上になるとのシミュレーションです。
同じ条件を20年でシミュレーションしても、52%だったので、ほぼ同じ数値だと言えます。
THEOでシミュレーションした場合は

こちらは3414万円となっており、年利回り5%を超えるシミュレーション結果です。
あくまでシミュレーションなので、実際にどのような金額に落ち着くかはズレが生じますが、シミュレーション上ではこのような数値が出ています。
株・FXではどう?
株・FXは個人投資家の8割ほどは負けるとされているので、かなり利回りを計算するのが難しいです。
平均利回りは6%ほどだと言われていますが、勝った人が大きく勝っているケースが多いので、あまり参考になりません。
投資初心者が利回りを期待してやるものではないというのが個人的な考えです。
勉強すれば、運の要素は少し除外できるが、それでも相場の大変動だけは読めない。
タケ
挑戦する場合は損をする可能性を考えつつ、運用してみよう!
もう一人のタケ
つみたてNISAはどう?
つみたてNISAの場合はどのファンドを選ぶかによりますが、投資家からの人気も高い楽天VTIに投資した場合、
- 過去の実績から、年利回り5~7%ほどは厳しく見積もっても期待できる
- リーマンショックという金融危機を挟んでも、しっかり利回りを獲得できている
- 毎月の積立で、リスクを低減できる
- ただし、過去の実績に基づくものであり、未来を保証するものではない
このような感じになりますが、利回り5%以上という数字は過去の実績からすれば、十分に可能です。
つみたてNISAの枠は年間40万円ですが、その枠を超えたものに関しては普通に投資信託として買えばいいだけなので、問題ありません。
投資初心者の場合で、積立の設定などがめんどくさくない・頑張ってやるという方はつみたてNISAは大きな選択肢の一つになります。
【つみたてNISA解説記事】
ソーシャルレンディングはどう?
ソーシャルレンディングは投資期間が半年〜2年ほどと短いです。
なので、
「投資」→「運用終了」→「投資」→「運用終了」→「投資」
という流れを何回も継続してやることになります。そして、10年ほど繰り返して、その時にリターンがどうなっているかをみます。
ソーシャルレンディングのリターンは案件によって異なりますが、業者がおおよその利回りを発表しています。
業者 | 利回り(全て2019年5月時点) |
OwnersBook | 2.0~6.0% |
クラウドバンク | 平均6.99% |
【少額投資】funds | 1.5~6% |
案件ごとに利回りは違うので、個別に見ていただきたいんですが、公式サイトではこのように発表されています。
ソーシャルレンディングに関して、関連記事もありますので、そちらも参考にしてみてください。
【ソーシャルレンディング関連記事】
毎月20万円投資できる=余裕がある→安定した投資でOK
投資は余裕資金で行うもので、生活資金を圧迫してまで行うものではありません。
毎月20万円も投資資金があれば、家計的に余裕があるはずなので、安定的にコツコツ増やす投資でOK。
利回り5%前後を10年〜20年間長期的に増やす投資でも十分資産は増やしていけるでしょう。
毎月20万円の資金があれば、リスクを大きく投資する必要は全くない。
タケ
投資信託やロボアドなどリスクがそこまで大きくないものでも、10年・20年で資産を増やせるシミュレーション結果に。
もう一人のタケ
注意:年単位で見るとプラスが大きくない場合あり
長期投資の基本なんですが、利回り5%=毎年利回り5%ではありません。
年単位で見ると利回り1%の年もあれば、10%ぐらいの年もあり、経済状況によってはマイナスになる年もあるでしょう。
しかし、10年投資すると平均して、5%ぐらいのリターンになっているというのが長期投資です。
市場の上下動はありつつも、長期的に成長していくものに投資することによって、リターンを得ていく。
これが長期投資の考え方です。
投資最初の1年の経済状況が悪ければ、マイナスになる。
タケ
でも、長期的に見れば右肩上がりになっているものに投資する。だから、長期でプラスになるという理屈。
もう一人のタケ
まとめ:毎月20万円の投資で、1000万円増える仕組み
結論は長期で運用していれば、1000万円増える確率がかなり高いという結論です。
10年では増えないかもしれませんが、20年あれば毎月20万円の投資で、1000万円は実現可能性が高い数字と言っていいでしょう。
一番やってはいけないのは、お金を増やそうとする時に、短期で増やそうとすること。
それだと勝つか負けるかになってしまうので、長期的にみて右肩上がりのものに投資するようにしましょう。
投資は「投機」「ギャンブル」ではありません!