NISAはするべきかという問いにNoと答えるたった2つの理由

NISAはするべきなのかという問いに対する答えはノー!?
タケ
NISAに消極的な理由を今回は解説するよ。
もう一人のタケ
投資初心者の方が悩むNISA口座を活用するのかしないのか問題。
- NISAとつみたてNISAどっちにしたらいい?
- そもそもNISAはやるべき?
- NISAって、どんな制度なの?
などといった疑問を持っている人も少なくないのではないでしょうか?
そこで、今回はNISAは活用すべきかについて、いろんな角度から迫っていきます。
結論としては「NISAはNo」です。
目次
NISAはするべきかという問いににノーという2つの理由
NISAをするべきかという問いに対してはいろんな意見がありますが、初心者の方ほどデメリットがあります。
NISAに関しては「運用益非課税」というメリットがありますが、そのメリットに目を奪われると痛い目にあうかもしれません。
NISAの運用に「No」の理由とは一体何なのでしょうか?
損益通算できない
NISAのかなり大きな欠点として挙げられるのが損益通算できないということ。
【損益通算ができる場合】
- A講座:10万円損失
- B講座:10万円利益
→損益通算で0円にできるので、非課税にできる
【NISA口座で損益通算できない場合】
- NISA口座:10万円の損失
- B口座:10万円利益
→損益通算できないので、10万円の利益に対して税金がかかる
NISA口座で損失を出してしまうと損益通算ができないので、税制的に損をしてしまう可能性が高め。
NISAは運用益を出した時には得をする制度ですが、損失を出してしまった時には得をしない制度だと言えます。
投資初心者の方の場合、投資で損をしないと断言することはできませんので、NISAを積極的にオススメはできません。
損益通算できないのはNISAの大きなデメリット。
タケ
利益を出せる人ならいいいけど、利益を出せない人にとってはいい制度とは言えないね。
もう一人のタケ
つみたてNISAと併用できない
つみたてNISAとNISAを併用することはできません。
どちらか一方しか活用しないので、片方を選ぶ必要があります。
なので、どちらを活用するのか選ばないといけないんですが、選ぶときの基準は以下のようなものが挙げられます。
- どちらも運用益非課税枠がある
- 損益通算ができないので、基本的に損をする確率が少ない方を始めるのがいい
- つみたてNISAの方が初心者向け
つみたてNISAはNISAよりも長期的な運用になりますが、毎月積み立てる投資手法なので、取引の回数が少なくなります。
長期的にプラスを目指していく手法になるので、NISAよりもつみたてNISAの方が初心者向け。
つみたてNISAと併用できないNISAの使い道はそれほどないので、NISAには「ノー」という意見になります。
NISA口座は運用益を出さないと厳しい制度なのが初心者向けじゃないと感じるね。
タケ
つみたてNISAも運用益が必要だけど、取引をするのではなく、毎月積み立てていくのが基本だから簡単。
もう一人のタケ
NISAをするべき人は株で利益が取れる人
ここまでに書いてきたことからもお分かり頂けますように、NISAをするべき人は利益が取れる人になります。
取引で利益が取れない人はNISAを活用するべきではないんです。
- 株取引で運用益を取れる自信があるか?
- 運用益が出ないと非課税にはならない
- 他の投資と比べて、優位性があるか?
このあたりを比較して、NISAの活用はしていかないといけません。
NISAの運用は利益を出せる確率が高い人の方が運用の効果があることを理解しておく必要があります。
NISAの場合、運用益を出さないとメリットはない。
タケ
損をしてしまう人はNISAではお得にならないよ。これは超重要だから、何回でも強調しておきたいね。
もう一人のタケ
NISAをするべきではない投資初心者が知っておきたいこと
NISAをするべきではない投資初心者が知っておきたいことは
- 少額で投資できる方法
最初は少額で投資をして、経験を積んでいくことが大切です。
少額で投資できる方法
投資初心者の方がいきなり100万円単位の大金を投資するのはリスクが大きいと言わざるを得ません。
将来的にはそれぐらいの額を運用するのもありですが、最初は少額で経験を積んでいく方がリスク度は低いです。
大事なのは少額で投資できる方法を知っておくことで、それを知っているだけでもいきなり大金を投資してしまうなんてことは防げます。
具体的な方法を以下の表にまとめましたので、参考にしてみてください。
投資 | 投資業者 | 特徴 |
1万円から投資できる | クラウドバンク | ・予定利回りが決まっている ・運用期間は1年前後の案件が多い ・リターン6~7%台中心 ・投資した後は運用期間終了を待つだけ |
1円から投資できる | 【少額投資】funds | ・予定利回りが決まっている ・運用期間は1年前後のものが多い ・リターンは1.5%~6.0% ・投資した後は運用期間終了を待つだけ |
国内株に少額で投資できる | SBIネオモバイル証券 | ・国内株に投資したい人向け ・Tポイントを投資に使える |
これらの投資があり、少額で投資を始めることができるようになります。
少額投資を始める方法に関しては詳しく別記事にまとめてますので。そちらも参考にしてみてください。
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タケ
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もう一人のタケ
自分の運用方針をしっかり決めていこう!
ただ単に「お金を増やしたい」という考えだけでは資産運用はうまくいきません。
明確な方針を立てていくことが重要です。
- 老後に向けての運用なのか10年後に向けての運用なのか?
- 大金を動かしたいのか、毎月コツコツ積み立て投資していくのか?
リスクとリターンは一対なので、投資で一気にお金稼ぎというのを考えてはいけません。
長い時間をかけて資産を増やしていくのが基本的な投資なので、そこは見誤らないようにしましょう。
利回り10%ぐらいになってくるとかなりリスクが高い投資になっていくから気をつけよう。
タケ
100万円を投資して、1年で10万円以上増える投資は結構リスク大。長い目で見て増やすことを考えよう!
もう一人のタケ
まとめ:NISAはするべきかという問いにNoと答える2つの理由
NISAはするべきかという問いに「No」という理由は
- 損益通算できない
- つみたてNISAとの併用ができない
という2つの理由があります。
NISAは初心者向けとよく言われますが、運用益を出さないとメリットを受けることができず、初心者にとって簡単とは言い切れません。
今はいろんな投資があるので、自分に合う投資とは一体どのようなものなのかを見極めて投資していきましょう。
【投資初心者向けの参考記事】