なぜ資産運用が必要なのか?預貯金中心主義を脱さないといけない理由

- 資産運用がなぜ重要だって言われてるの?
- 資産しなくても大丈夫じゃないの?
そんな資産運用に関しての疑問を持っている方が多くいるではないでしょうか?
私も疑問だらけで「???」な状況でした。2年前までは。
なぜ、2年前から考えが変わったのか?こちらの図をご覧ください。

こちらはロボアドバイザーウェルスナビの長期運用シミュレーションです。
100万円から毎月1万円を積み立てた時の運用シミュレーションですが、元本に対しての総資産はプラスのシミュレーションになっています。
今の日本は
- 仕事だけじゃ生活できない
- 将来の年金不安
など今後の不安がかなり大きな状況です。資産運用の必要性はかなり高まっています。
- 今回は資産運用がなぜ必要なのか?
- そして、キーとなる長期投資ができるサービスは?
その点をこの記事で解説していきます。
資産運用の重要性はなぜ増しているのでしょうか?
タケ
その理由と長期運用ができるものについて解説していきます。
もう一人のタケ
目次
なぜ資産運用が必要なのか?
資産運用が最近注目されるようになった理由は単純に言いますと「普通に生きていくとお金がなくなるから」です。
就職して、給料を貯金して、結婚して・・・というようないわゆる普通の生活は金銭的に苦しい時代に突入しました。
お金がなくなるようになった背景としては
- 預貯金の金利がほぼゼロになった
- 退職金の減少
が挙げられます。
では、この2点を具体的に掘り下げていきます。
預貯金の金利がほぼゼロになった
定期預金の金利はほぼないと言っても同然です。
昔は定期預金の金利が5%以上の時代もありましたが、今は金利が全くないので、定期預金のメリットが全くありません。
預金をしている場合は資産が増やせません。
それゆえに資産運用の必要性が高まってきているんです。
退職金の減少
大手企業の退職金は年々減少しています。
2003年から2013年で約500万円退職金が減少しており、2000万円を切ってきているのが現状です。
このペースで退職金が減ってきているとなると、今後退職金が1500万円以下になってしまう可能性も大いにあり得ます。
今の日本の経済状況を踏まえると、今後も退職金の減少は現実的な問題としてあり得るので、必然的に資産運用の必要性が高まっています。
いわゆる「普通」の生活では今は厳しい時代になってきた。
タケ
資産運用の重要性が見直されてきているよ!
もう一人のタケ
資産運用はなぜ必要?〜金融資産が伸びる〜
資産運用をすることによって、金融資産を伸ばすことができます。
家計資産に関して金融庁が出しているレポートですが、注目すべきは「増加率」と「株・投資信託の割合」
アメリカは株や投資信託の保有が多く、預金の割合が13.7%と日本に比べてかなり低いです。
ですが、金融資産の増加率で見るとアメリカは3.32倍と圧倒的に資産を増やしているのがわかります。(日本は1.54倍)
ということは株や投資信託を効果的に保有できれば、金融資産はかなり増やすことができるのです。
将来のお金を増やすためには資産運用の知識が必要不可欠だよ。
タケ
資産運用を知っているだけで、金融資産を増やすことができる。これは大きなメリットだよ。
もう一人のタケ
貯金は手数料だけが取られる時代へ
各銀行の手数料がどんどん上がっていく未来が今後は予想されます。
銀行の経営状態は思わしくなく、実際に手数料をあげる話も浮上しており、口座を持っているだけで手数料なんていう時代もやってくるかもしれません。
今後はお金をどこに持っていくかで、金融資産が大きく変わっていく時代です。
- 手数料の高い銀行に預ける
- 運用リターンを毎年5%ほど得る
この2つを考えた時に、明らかに後者の方がいいですよね?
昔のように貯金に高い利息がつく時代ではないので、資産運用は大切になってきています。
情報のアップデートが常に必要なんです。
昔とは違う時代になってるよ。預貯金中心主義は終わりを迎えつつあるのが現状。
タケ
時代は変わってきているから、その波にしっかり乗っていくことが大切。
もう一人のタケ
資産運用の基本は「長期・積立・分散」

投資というと日本では
- 株式投資で資産を2倍
- FXたった1年で100万稼ぐ
みたいな感じに捉えられることが多いですが、それは違います。
資産運用の基本は「長期・積立・分散」です。
この基本を軸としながら、そのついで程度でやっていくのが株式投資やFXなどの運用です。
では、具体的に長期・積立・分散の3つについて解説していきます。
長期
長期とは文字通り長い期間運用を続けていくことを指します。
15年・20年ほどの運用をしていくことによって「リスクを抑えながら、長期的にじっくり資産形成する」という目的が達成されます。
時間は掛かりますが、コツコツ資産を増やしていくことができる方法で、金融庁の報告書でも長期投資の有用性が記載されているものです。
積立
積立は毎月コツコツ投資金額を積み立てていくことで、時間的な分散を行うことができます。
例えば、100万円を一気に投資したとして、その翌月に大金融恐慌が起こった場合、投資金額はかなり減ってしまいます。
しかし、その100万円を毎月3万円ずつ分散して、3年ほど積み立てていくと大きなリスクは避けられます。
分散
分散はいろんな資産に分散して投資することです。
株式・不動産・金・国に分散して投資することによって、リスクを分散することができます。
その分リターンも分散することにはなりますが、長期運用する上ではリスクを分散して、少しずつ運用益を上げることが大切になります。
分散は投資において大切な考え方です。
長期・積立・分散はかなり大切な考え方。この3つを押さえておくだけでも、だいぶ違ってくるよ。
タケ
では、具体的にどのような長期投資があるのかここから解説していくよ!!
もう一人のタケ
初心者向けの長期資産運用3パターン
では、ここからは具体的な長期運用を解説していきます。
長期・積立・分散をしっかり行うことで、安定した長期運用が可能になります。
この3つを意識した運用が大切です。
ロボアドバイザー
ロボアドバイザーは口座にお金を入れておくだけで、自動的に分散投資をしてくれるので初心者にとってはかなり扱いやすいです。
自分で分散する必要がなく、全自動で運用してくれます。
- ウェルスナビ
- THEO
といったロボアドバイザーがあり、ウェルスナビは10万円〜THEOは1万円〜運用可能です。
ロボアドバイザーのメリットは入金するだけで、あとは自動で運用を行ってくれる手軽さです。
自分で設定するよりか手数料が少し高くなってしまいますが、運用がよくわからないという人はロボアドバイザーで自動運用するのも選択肢の1つです。
具体的な運用実績記事もありますので、そちらも参考にしてみてください。
つみたてNISA
つみたてNISAも長期運用になるものですが、投資の設定は自分自身で行わないといけません。
自分自身でどの金融商品を買うのか決めるので、ロボアドバイザーよりも作業が増えますが、少額で運用できるのが魅力です。
月100円単位での運用ができますし、毎日100円ずつ買うという方法もあります。
つみたてNISAの始め方については以下の記事が参考になりますので、ぜひご覧になってください。
ソーシャルレンディング複利投資

ソーシャルレンディングに関しては1回の運用期間が1年前後なので、それを複利で運用することによって、運用益を上げていくことができます。
「運用→運用期間終了→再び運用」
この流れを繰り返していきます。
こちらも分散していくことによって投資でき、分散・毎月投資(積立)を繰り返していくことになります。
自動積立の仕組みはありませんので、自分で案件に毎月投資です。
運用期間中にやることがないので、そこまで手間が掛からない点もメリット。
に私は投資していて、運用実績も出していますので、そちらも参考にしていただけたら嬉しいです。
【ソーシャルレンディング運用記事】
ソーシャルレンディングは短期間で運用できるのが長所で、運用期間中は何もしなくてもいい。
タケ
少額で始められるので、はじめやすさもある。長期運用しない人はここから入るのも手。
もう一人のタケ
まとめ:資産運用はなぜ必要?預貯金主義からの脱出

これからの日本の経済はかなり厳しい予想が立てられています。
- 金利の減少
- 退職金の減少
によって、将来の生活が苦しくなってきており、年金制度の今後もどうなっていくのか不透明です。
そんな時代だからこそ「長期・積立・分散」の運用を行っていくことが重要視されています。
この記事で紹介した長期投資の方法は
【運用方法】
- ロボアドバイザー:ウェルスナビ・THEO +docomo
- つみたてNISA:楽天証券でつみたてNISAを始める方法
- ソーシャルレンディング:クラウドバンク・【少額投資】funds・クラウドクレジット
それぞれの投資の運用実績もまとめてますので、そちらも参考にしてみてください。
【運用実績記事】