長期投資で失敗に陥る3大パターンを避ける方法

長期投資で失敗に陥る3大パターンがある?
タケ
それを避けるにはどうしたらいいのか考えちゃうよ〜〜〜
もう一人のタケ
長期投資は初心者向けの方法だと言われていますが、それでも失敗するパターンはあります。
では、それはどんなパターンなのでしょうか?
今回は長期投資で失敗するパターンを3つに分析して、その失敗パターンを避けるための方法を考えました。
- 長期投資で失敗しないためには
- 長期投資の始め方
このあたりを詳しく記事にしているので、参考にしていただけると嬉しいです。
目次
長期投資で失敗に陥る3大パターン

長期投資で失敗に陥る3大パターンは
- 損失の時にお金を引き出す
- 一点集中投資をしていた
- 投資タイミングを測って、一気に資産投入
これらが主な原因です。
1つ1つ見ていきます。
損失の時に投資資金を引き出す
損失の時に投資資金を引き出すのが最も大きな失敗パターンで、ほとんどの失敗がこれだと言っても過言ではありません。
長期投資の考え方は
【長期投資の考え方】
- 長期的に右肩上がりになる指標に投資する
- 下落の時は含み損を抱えるが、その時に買ったものが上昇してリターンになる
- 放置するのが一番の戦略
これが基本です。
ただ、実際に暴落を経験すると、「このまま資産がなくなってしまうのではないか」という感覚に陥ったりします。
ですが、過去の歴史上そうなったことはないので、長期投資の基本をしっかり押さえておくことが大事です。
損失の時にお金を引き出すのが最もやってはいけないこと。
タケ
損失の時に我慢するのが長期投資の基本的な戦略になるよ!
もう一人のタケ
一点集中投資をしていた
長期投資の基本は分散投資で、集中投資ではありません。
1つの企業ではなく、指数に投資するのが基本的なやり方で、アメリカの指数に投資するのが初心者向けです。
その理由は長期的に上昇しているからで、S&P500のような右肩上がりの指標が人気です。
- ある1つの会社に一点投資はしないようにする
- 幅広い会社に分散投資する
- S&P500など長期的に右肩上がりの指標が初心者向け
1つの企業ではなく、指数に投資するのが基本的な長期投資のやり方です。
分散投資をするのが基本だけど、最近は簡単に分散投資できるようになっているよ。
タケ
分散投資が簡単になっているのがいいね!一点集中投資をしてしまうという失敗は今はほとんど起こらなくなっているよ。
もう一人のタケ
投資タイミングを測って、一気に資産投入してしまった
投資タイミングを測って、一気に資産投入をしてしまうのも失敗の原因です。
- 一気に資産投入した後に暴落してしまった
- 現金の余裕がなくなり、下落した時に引き出さざるを得なくなった
「ここから一気に上昇する!!」と読んで、一気に資産投入したものの、そこから1年以上ダラダラと下がり続けるなんてことはあり得ます。
そのダラダラと下がった段階でお金が必要となり、お金を引き出してしまうと長期投資としては失敗です。
投資タイミングを測って、一気に資産を投入するのはあまり良くない。
タケ
資産投入後にさらに下がっていく可能性もあるよ!
もう一人のタケ
長期投資で失敗しないためには投資資金は捨てたと考える
長期投資で失敗しないためには「投資資金は捨てたもの」という考え方もあり。
実際に投資に回したお金は長期間引き出さないのが前提なので、ないものとして考えるのはいい方法です。
- 長期投資である以上、数年単位でお金を引き出すことはない
- 10年〜20年は引き出せないので、「ないもの」として考えるのも1つの考え方
- マイナスに耐えられない人は日々の動きを見ないようにする
運用を忘れた人が最も運用成績がいいなんてことも言われたりしますので、いかに投資資金を放置できるかが重要なポイントになってきます。
長期投資の資金はないものとして考えた方がいい。
タケ
税金を納めているぐらいの感覚で、タケは毎月積み立て投資しているよ。
もう一人のタケ
現金余力はしっかり残しておく
長期的に投資していくには現金余力をしっかり残しておかないといけません。
投資資金が100万円で、貯金が10万円だったら、お金を引き出さないといけない時期がすぐにやってきそうですよね?
かなり危ないです。
そういった状況を避けるためにも、現金余力はしっかり貯金で残しておく必要があります。
- お金は貯金から引き出していく
- 現金余力を残した状態で、投資資金を捻出していく
この2つが重要で、現金余力が残っていると生活に余裕が出ます。
投資資金を無理くり捻出しないように気をつけていきましょう!
現金余力をしっかり残しておくことが重要で、そこが残っているかいないかで大きく変わってくるよ。
タケ
現金はしっかり残して、それ以外のお金で運用数ようにしよう!
もう一人のタケ
初心者が始めやすい長期投資の始め方

初心者が始めやすい長期投資の始め方は
- つみたてNISA
- ロボアドバイザー
この2つです。
具体的な始め方とそれぞれの特徴をまとめていきます。
つみたてNISA
つみたてNISAは年間40万円までの運用益非課税枠がある制度です。
この制度を活用することによって、税制面での優遇を受けることができるので、投資の第一歩として活用しやすいのがメリット。
- 楽天証券
- SBI証券
これらの証券会社がよく、楽天スーパーポイントでつみたてNISAに投資できる楽天証券がポイントとの互換性はいいです。
SBI証券はTポイントを使って投資することができます。
具体的につみたてNISAを始める方法は別記事で詳しく解説していますので、そちらを参考にしてみてください。
つみたてNISAは運用益非課税で使っておきたい制度だよ!
タケ
税制的には一番優遇される。税金がなくなるのは大きいよ。
もう一人のタケ
ロボアドバイザー
ロボアドバイザーは自分で投資の銘柄選定をしなくていいというメリットがあります。
【ロボアドバイザーの特徴】
- 入金するだけでロボットが自動で運用してくれる
- 自分で銘柄選定する必要がないので楽チン
- 運用益非課税枠がないので、税制の優遇は受けられない
- 手数料は1%が相場で、つみたてNISAよりやや高い
若干コスト面が掛かってしまいますが、自動で運用できるというメリットがあります。
長期的にお金を入金していくだけでいいので、手軽さを重視する人はロボアドバイザーでの投資もあり。
ロボアドバイザーの具体的な始め方は以下の記事にありますので、そちらを参考にしてみてください。
【ロボアドバイザーの始め方はこちら】
手軽さを重視するなら、ロボアドバイザーという考えもあり。
タケ
コスト面は掛かるけど、手軽だよ。つみたてNISAかロボアドバイザーが長期投資の基本的な始め方。
もう一人のタケ
まとめ:長期投資で失敗に陥る3大パターンは「捨てる感覚」で回避

長期投資で失敗に陥る3大パターンは
【長期投資の失敗パターン】
- 損失の時に投資資金を引き出してしまう
- 一点集中投資をしていた
- 投資のタイミングを測って、一気に資金投入
長期投資で失敗に陥る3大パターンは捨てる感覚で回避することができます。
投資資金は「ないもの」として考えましょう!
長期投資は投資資金をいかに放置できるかにかかっていますので、投資を放置できるような工夫が大事です。
【つみたてNISAの始め方はこちら】
【ロボアドバイザーの始め方はこちら】