長期投資はアメリカ株一択!初心者は米国全体に分散投資!

長期投資はアメリカ株一択でOK!?他に投資しなくていいの?
タケ
値長期投資に関する考え方をまとめたよ!
もう一人のタケ
長期投資はアメリカ株一択になる!?
これから長期投資を始めてみようと思っている方はどこに投資したらいいのかわからないと思いますが、アメリカ株が有力候補です。
「日本株じゃないの!?」と思う方がいるかもしれませんが、それには理由があります。
今回は長期投資がアメリカに一択になる理由をまとめました。
- なぜアメリカ株への投資が注目されているのか?
- 日本への投資はなぜダメなのか?
- 長期投資を始める具体的な方法
このあたりの初心者の方向けにまとめました。
中級者以上の方には正直なところあまり役に立たない内容になってますので、初心者の方はぜひ読んでいただきたいです。
目次
長期投資はアメリカ株一択でOK

長期投資はアメリカ株一択で最初はOKなのには理由があります。
それは過去のチャートです。

アメリカ株は見事な上昇を描いていて、短期的な下落はあるにしても、全体的に上昇していることがわかります。
これがだんだん下がっていたり、停滞しているものだとあまりよくないんですが、アメリカの上昇は綺麗です。
これほど右肩上がりになっているものはアメリカ以外になく、これがアメリカへの投資一択になる理由となっています。
アメリカの上昇はかなり綺麗な形になっている。
タケ
リーマンショックなどの金融危機あったけど、全体的に上昇しているよ!
もう一人のタケ
他の国はどうしてよくないのか?
アメリカ以外の国で言いますと、中国が成長していると言われますが、中国への投資はしっかり勉強しないと難しいです。
基本的に初心者の方が長期投資する手段としては
- 投資信託に投資する
- ETFに投資する
この中でも運用益非課税枠があるつみたてNISAで投資信託に投資するのが最も初心者向けの方法ですが、それで中国に投資しようとすると・・・
いいものがない!
というのが正直なところで、eMAXIS Slim新興国株式は中国の割合は大きいものの、それ以外の国がかなり組み込まれています。
投資信託で投資する方法がない以上、個別に勉強していくしかないんですが、初心者にとっては手間です。
なので、アメリカに投資するのが大きな選択肢になると言えます。
アメリカ以外の先進国は日本とイギリスが有力になるけど、アメリカよりいいとは到底言えない。
タケ
中国に投資できる投資信託でいいものがなく、現状はアメリカの優先順位が高いよ。
もう一人のタケ
長期投資はアメリカにつみたてNISAで投資するのが初心者向け

長期投資はアメリカに投資するのが初心者向けだということをここまで書いてきましたが、投資信託への投資が特に初心者向けなのはなぜなのでしょうか?
その理由をここからみていきます。
リスク分散できる
つみたてNISAにある投資信託を買う場合は1本買うだけで、ある程度の分散ができています。
例えば、私が投資しているeMAXIS Slim米国株式 (S&P500)はマイクロソフトやアップルなどアメリカの有力企業に分散投資できるものです。
1社の業績が悪かったとしても、かなりの会社に投資できるので、リスク分散できます。
- アメリカの優良企業に分散できるような銘柄構成になっている
- 1つの企業に集中していない
というメリットがありますが、当然アメリカ全体の景気が後退するような局面になれば下落はします。
ただ、S&P500というアメリカの有力な指数に対して投資できるのはかなりのメリットがあ利、投資対象としては十分です。
投資信託はアメリカの主要企業に分散投資できる。
タケ
アメリカの主要企業に投資=アメリカ全体への投資と言っても過言ではなく、世界の大企業に投資できることを意味するよ。
もう一人のタケ
銘柄選定をあまりしなくていい
つみたてNISAの対象となっている投資信託の中からどれにするかを決める作業は必要ですが、個別株のように1つの会社の銘柄を見る必要はありません。
- 指数に投資するので、そこまで細かく銘柄を見る必要がない(S&P500などの過去の推移を見るぐらいで十分)
- コスト面の比較になる
どこに投資するかは「アメリカ」に決まっているので、あとはコスト面の比較が面です。
運用管理費用(信託報酬)と購入時手数料(無料のものを選ぶ)さえしっかりみていれば、問題はないと言えます。
つみたてNISAの投資信託で、アメリカに投資するのは決まったら、他に見るべき点はそこまで多くない。
タケ
細かく企業の業績などの研究をしなくていいのがメリットだよ。
もう一人のタケ
長期投資はアメリカ株じゃなくて、日本株はダメなの?
長期投資が日本ではダメな理由は最近の日経平均株価の動きです。

1990年以降の日経平均の推移ですが、見事な右肩上がり!!!!!!!とはならず・・・
1990年代以降低迷し、そのままかつての最高値を取り戻せてはいません。
ということは1990年代に投資しても、運用益は上げられてないということです。(厳密には毎月積み立てしているので、下落局面で拾った株が多少回復はしますが)
右肩上がりではない以上、投資先としてはいいとは言えないのが正直なところです。
日本は長期的に右肩上がりにはなっていない。
タケ
2010年代はかなり右肩上がりで推移していたものの、全体的に右肩上がりになっていないのが残念。
もう一人のタケ
長期投資をアメリカ株にする方法(初心者向け)

ここからは長期投資をアメリカ株にする方法ですが、
- つみたてNISA
- SPYDというETFに投資
という2つがあります。
基本的にはつみたてNISAを活用するのが初心者の方向けの方法です。
つみたてNISA
先ほどからかなり書いているつみたてNISAですが。運用益非課税枠があるのがかなり大きいです。
約20%もの税金が免除されるので、100万円の運用益が出た場合は約20万円の節税効果になります。
そのような節税効果になるので、初心者の方向きです。
しかも、今はポイントで投資することもできるようになっていて、
- 楽天証券:楽天スーパーポイントで投資できる
- SBI証券:Tポイントで投資できる
というのがあるので、現金を使うことなく投資できたりしちゃいます。
税制面でもポイント面でも初心者向けの方法だと言えるのがつみたてNISAでのアメリカ投資です。
つみたてNISAは投資の第一歩としては活用しやすい制度だよ。
タケ
かなり役に立つから、実際に運用してみるのがいいよ!
もう一人のタケ
SPYD
SPYDはETFで、配当金を得たい場合にはいい投資ですが、税制面などから考えるとつみたてNISAには若干及ばないです。
ただ、配当金を得たいという考えを持っているなら、SPYDへの投資は大きな選択肢になります。
- 配当金を得る経験をしてみたい
- コストは掛かってもいいと考えている
税制面での優遇はないので。その面は痛いですが、配当金を得たい人にはオススメの方法です。
【SPYDを買う方法はこちら】
厳密にはつみたてNISAは配当金を再投資して、長期スパンで投資していくよ。
タケ
SPYDは3ヶ月に1回配当が受け取れるのが魅力。
もう一人のタケ
まとめ:長期投資はアメリカ株一択の理由〜初心者向けは分散投資〜

長期投資がアメリカ株優先になる理由を今回はまとめました。
今回の記事のポイントは
【記事のポイント】
- アメリカは右肩上がりで成長している歴史がある
- アメリカ以外の国の運用がアメリカより上回っていない
- つみたてNISA枠を使うのが最も初心者向け
- 日本株は長期的に上昇していないからダメ
- 配当金優先の人はSPYDというETFもある(ただ、税制面での優遇はない)
最後に1つだけ書かせていただきますと、これまでの歴史ではアメリカ株が右肩上がりでしたが、今後はどうなっていくかわかりません。
その点は押さえて置いてくださいね!