ETFは儲からないは本当か?最初に知っておきたいこと5選!

ETFでは儲からない?本当にやる価値がある投資なの?
タケ
ETFがどのような投資方針の人に向いているのか解説していくね。
もう一人のタケ
今回はETFが儲かるのか儲からないのか問題について。
ETFは配当利回りが得られたり、値上がり益をゲットできたりと投資対象として魅力的なものですが、実際にどれくらいの利益が見込めるのでしょうか?
- ETFの配当利回りは?
- ETFはどんな人に合う投資なのか?
- ETF以外の投資はどんな投資があるのか?
このあたりについて、今回は解説していきます。
目次
① ETFは儲からない?→配当利回りは3~4%
アメリカの高配当ETFの配当利回りは3%~4%ほどでなっています。
- 100万円の利回りは年間3万円ほど
- 1000万円を運用して、年間30万円前後(月換算2万5000円ほど)
となっています。
これはかなりざっくり計算ですが、ETFの運用益はこれくらいです。
この額を儲かると考えるか考えないかは個人次第になりますが、思った以上のへないなというのが正直なところではないでしょうか?
投資で一気に100万円稼ぐなんてのは幻想。投資は本来そういうものではないよ。
タケ
利回り5%以上あれば、かなりのハイリスク・ハイリターン投資になる。リスクをどれくらい許容できるかが大事になってくるよ。
もう一人のタケ
投資で一気に資産拡大は幻想
投資は一気に大儲けするものという認識が広まっているように思いますが、実際はそうではありません。
10年ほどのスパンをかけて増やしていくもので、貯金よりもいい運用ができればOKぐらいの感覚。
- 100万円を貯金しておくより少しでも増えればOKぐらいの感覚
- さらに増やしたい場合はリスクの高い投資に挑戦していく必要あり
- 一気にお金を増やしたい場合は副業もあり
一番お金が増えるのは間違いなく副業で、投資で一気にお金を増やそうとするとほとんどの人が損をしてしまいます。
特に、ETFの場合は一気に資産を増やすような特性のものではないので、より長期的な視野が必要です。
投資で一気に資産を増やすのはギャンブル性がかなり高くなってしまうよ。気をつけよう。
タケ
ETFの場合は一気に資産を増やすものではないよ。10年〜20年ほどのなアギスパンで投資していくことが大切。
もう一人のタケ
② ETFは値上がり益も狙える
ETFは株価を集めたようなものなので、値上がり益も狙うことができます。
保有期間にそのETFの価値が上がれば、配当利回りに加えて値上がり益も得ることができ、運用的にはかなりいいです。
ただ、運用益が狙えるということは値段が下がってしまう可能性もあるので、その点は注意が必要です。
【ETFの特徴】
- 配当利回りが狙える
- 値上がり益も狙える
- 値下がりの場合は含み損、損失となる
長期的に投資していく場合は含み損になるケースも出てくるかと思いますが、そのようなケースでも配当利回り目的で耐えていく必要があります。
ETFは基本的に長期間の投資が基本方針。配当利回りを少しずつゲットしつつ、運用額を大きくしていくイメージ。
タケ
短期的な運用にはそんなに向いてない。2020年の株式市場の現状を見ても、短期勝負は怖い。
もう一人のタケ
③ ETFは含み損が出た時に売却してしまうのが大きな損失の原因
長期的に見れば、ETFはかなり資産を増やしてくれる可能性があるものですが、短期的には資産が増えにくいです。
反対に、金融危機などが起こって損失してしまうことがありますが、実際にそのようなことが起こった時に我慢できるかどうかが大切。
- ETFは長期投資なので、2年〜3年ほどの変動は気にしない
- 仮に100万円が50万円になったとしても、10年ぐらいは運用していく
- 短期で運用したい場合はETF投資は向かない
ETFの運用は何度も言いますが、長期的な運用が基本になるので、短期間で売買するような性質ではありません。
短期で売買する場合は他の投資対象にするのがオススメです。
ETFは配当利回りを得ながら、長期で運用益も狙っていくような投資スタイル。
タケ
基本的には運用利回り目的だから、少しずつ運用額を増やしていこう。
もう一人のタケ
④ ETFは元本が500万円ほどにならないとお小遣い稼ぎにはならない
「投資でお小遣い稼ぎしたい!」という人がいますが、投資でお小遣い稼ぎという感覚を持っていると危険です。
10年後・20年後のお金を増やすことは可能ですが、毎月お金が振り込まれるような性質のものではありません。
ETFは元本が500万円ほどになって、ようやく年間20万円ほどの配当です。
- ETFの配当利回りは3~4%でも十分高いものだと認識する
- それ以上高いものもあるが、リスクが結構あるので、どのようなリスクがあるのかをきっちり調べる
- 毎月のお小遣い稼ぎとして、投資を活用するのはやめておく
投資はお小遣い稼ぎではなく、遠い将来の資金を増やすためにやることであり、今年・来年のお小遣い稼ぎをするものではありません。
お小遣い稼ぎとして投資をやるのはやめておいた方がいい。
タケ
あくまで長期的に資産を増やすためのもの。老後資金や10年後の資金を増やすためにETFは有効。
もう一人のタケ
⑤ 投資の基本:利回り10%は超ハイリスクなので、相当な勉強をしても大損の可能性あり
ETFのこんな情報を聞くと、他の利回りが高い投資に目移りしてしまいがちですが、利回り5%を超えるとハイリスクで、10%を超えると超ハイリスクです。
大損の可能性も一気に高まってくるので、「利回り10%」というものに出会ったら、きっちり調べるようにしましょう。
- どのようなものに投資するものなのか?
- 何か商材を売っているものじゃないか?
- 自分にもできるものか?
リターン10%以上はリスクがかなり高い投資であることは間違いありません。
どれくらいの利回りがハイリスクだと言われるのかをある程度押さえておきましょう!
利回り5%以上は結構ハイリスク投資になってくる。100万円投資して、年間5万円以上ゲットできるような投資はハイリスクだと考えていいよ。
タケ
ハイリスクだからダメなんじゃない!ハイリスク・ハイリターンに挑戦するのもアリだけど、しっかり勉強する必要があるよってこと。
もう一人のタケ
よくある落とし穴
ETFに投資する時の落とし穴としてあるパターンが以下のパターンです。
【落とし穴に落ちていくパターン】
- 配当利回り目当てでETFを始める
- 順調に配当利回りをゲットできるが、大きな額を稼げないのが不満になってくる
- 利回りのいい投資に興味を持ち出す
- かなりリスクの高い利回りに手を出し、ETFと同じようにやって資産を失う
ETFの利回りに満足できず、「1年で資産2倍」のような誇大広告に惑わされてしまい、結果として資産を失うというパターンが結構あります。
高い利回りのものに目が行きがちにはなってしまうんですが、しっかりとリスクとリターンを勉強して、やり方を熟知してから投資するようにしましょう!
ETFは100万円投資して、配当利回りが3万円前後。100万円投資しても、月に数千円の運用益になる。これに我慢できなくなることがある。
タケ
我慢できなくなった結果、「100万円が1年で2倍」みたいな投資に誘惑される。そんな利回りの投資はかなりやばい投資。10%の利回りでもかなりのハイリスクだよ。
もう一人のタケ
まとめ:ETFは儲からないは本当か?
ETFの配当利回りは3%~4%ほどになっているので、一気に儲かるというものではありません。
ただ、長期的な資産形成としてはかなり役立つものなので、配当利回りと運用益を長期的に得ていきたい人にはアリな投資です。
このブログではいろんな投資に関する記事をまとめているので、他の記事も見ていただけたら嬉しいです。
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