クラウドクレジットは損をする!?年間運用実績と特徴を公開!

クラウドクレジットに興味があるんだけど、クラウドクレジットって損するの?
タケ
投資だからリスクもリターンもある。私タケの運用成績とともに損をするのか、どうやって投資していったらいいかをまとめたよ。
もう一人のタケ
今回は新興国への投資で利回りが高い案件が揃っているソーシャルレンディング業者クラウドクレジットについて。
クラウドクレジットの特徴は
- 新興国への投資
- 利回りが高い
というのが主な特徴ですが、実際の運用成績はどのようなものなのでしょうか?
今回はクラウドクレジットへ投資する時の考え方と私タケの運用実績をまとめました。
目次
クラウドクレジットは損をするのか?運用実績で見てみる
クラウドクレジット2019年の運用成績は以下の通りです。

2018年の11月に5万円を2案件・合計10万円投資して、2020年1月に償還がありました。
無事償還され、10万円→10万7466円になり、利回りは約7%ほどになります。
ロシアルーブル建の案件がかなり利回りの高い案件だったので、その影響だと思われますが、クラウドクレジットの2案件でリターンを得ることができました。
1年2ヶ月でこの運用成績はそれなりにいいものだったと言えますが、大事なのは運用の基本を知っておくことです。
タケの運用成績はよかった。でも、投資の特徴をしっかり知っておく必要があるよ。
タケ
まず押さえておくべきポイントは何なのかをここから解説していくね。
もう一人のタケ
データと運用の基本を押さえよう
私1人の運用実績を見ても、あまりアテにはなりません。
2019年の運用実績はよかったですが、この記事を読んでくださっているあなたの運用成績はよくないものになる可能性があるからです。
大事なことは
- 公式サイトのデータを確認すること
- 運用の基本を知ること
「そんなこと言われても難しい・・・」という方、安心してください。
この記事では運用していく上で必要になるデータとクラウドクレジット運用の基本をまとめました。
ただ単に投資すればいいものではないよ。投資したあとは放置で運用できるものではあるけど、最低限のやり方を知っておかないといけないよ。
タケ
大事なのは利回りを大きくすることよりも、損失を最小限にしようとすること。これが一番大事。
もう一人のタケ
クラウドクレジットは損をするのかをデータで検証
クラウドクレジットが公表しているデータは以下の通りです。(損益分布図)

直近で公表されている2019年8月現在のデータですが、利回りの平均は4.67%となっています。
この数値を見ると元本割れになっている人もいますが、大事なのはどのようにして損失を最小限にするかです。
損失を最小限にする方法を知ってないと、大きな損失を出してしまう可能性もあります。
損失を抑える方法を知っているかが重要
投資である以上、損失を100%防ぐことはできません。
ただ、損失額を抑えることは可能で、その方法を実践しておくことが重要になってきます。
- 損失を100%防ぐことはできない
- 損失しないものを探すのではなく、損失額を抑える方法を知っておくことが大切
この2点をしっかり押さえておくことがクラウドクレジット及びソーシャルレンディング投資の基本です。
では、具体的に損失額を抑える方法はどのようなものがあるのでしょうか?
利回りを出している人だけじゃないことはこのデータからもわかる。
タケ
投資方法をしっかり知っておかないとダメ。損を確実に防げる方法はないけど、損失額を減らす方法はある。
もう一人のタケ
クラウドクレジットで損する確率を減らすために知っておきたい投資方法
クラウドクレジットに投資した時は私も投資初心者だったので、よくわかってませんでしたが、先ほどの2案件の投資はあまりいいやり方ではありません。
なぜよくないかというと、分散が弱いからです。
基本的には分散投資が重要で、1件のデフォルト(リターンが投資元本を下回る)における損失額を少なくするのが基本。
10万円を投資する場合は4件〜5件は最低でも分散しておくべきだったと思っています。
分散投資の重要性
クラウドクレジットの公式サイトでも言及されていますが、分散投資は重要です。
新興国へ投資するという性質である以上、クラウドクレジットでのデフォルトは起こるものとして考えましょう。
なので、損失額を減らすために分散投資をします。
仮に10万円の投資資金があったとした場合の想定を以下にまとめました。
【10万円を1つの投資案件に集中投資した場合】
- 投資案件がデフォルトになった場合、10万円がなくなってしまう(一部返済になる場合もあり)
- 損失額が大きくなってしまい、その損失を取り返すことが難しい
【10万円の投資資金を10個の投資案件に分散投資した場合】
- 1つの案件がデフォルトした場合でも、損失額は1万円
- 複数案件がデフォルトしても、損失額を最小限にできる(確率的には複数案件デフォルトしない確率が高い)
- 損失額が小さいので、挽回可能
クラウドクレジットの場合、集中投資しても利回りが上がるわけではないので、集中投資するメリットはほぼありません。
めんどくささを回避するぐらいしかメリットがないので、分散投資を徹底させましょう!
まずは許容できる損失額を決めておく。10万円投資して、10万円損失したらかなり痛い。
タケ
こわけに分散投資するのが基本。5個〜10個ぐらいの投資先に分散できるといい。1万円で投資する場合は分散できないので、1案件への投資でOK。
もう一人のタケ
公式ブログでは30程度推奨
クラウドクレジットの公式ブログでは30程度の案件に分散することが推奨されています。
ただ、30の案件に分散するには投資額30万円が最低でも必要なので、投資金額が30万円以下の場合は1つの案件につき1万円投資するのが基本的な形。
なので、先ほどの私の運用実績はあまりいい投資じゃなかったということができます。
- 分散投資をしっかり行う
このことだけしっかり頭に入れておけば、損失額を減らしていくことができ、いざという時の備えになります。
分散投資をしっかり行うことが何よりも重要になてのがくるよ。とにかく分散投資。
タケ
公式サイトで推奨されているのは30だけど、その数字を気にするより、分散投資の意識が重要。「1ヶ月に1回投資する」みたいな形にしておけば、自然と分散できる。
もう一人のタケ
私が運用している他のソーシャルレンディング業者とクラウドクレジットとの比較
私が運用しているソーシャルレンディング業者は(2020年1月現在)
- クラウドクレジット
- クラウドバンク
とあり、それらの投資を比較したのが以下の表です。
投資先 | 特徴 |
クラウドクレジット | ・利回り10%超えの案件もあり、リターンはかなり大きめ ・新興国への投資なので、リスクも大きい ・投資は1万円から可能 ・口座開設は無料 |
クラウドバンク | ・利回りは6%~7%ほどの案件が多め ・過去の元本回収率は100%(2019年8月現在のデータ) ・投資は1万円から可能 ・口座開設は無料 |
クラウドバンクの2019年運用実績は以下の通りとなっています。
【クラウドバンク運用実績】

【クラウドクレジット運用実績】

利回り的にはクラウドクレジットの方がいいですが、新興国投資が多いので、リスク的にはクラウドバンクの方がやや低いです。
両者の特徴を見てみると、クラウドバンクの方が元本回収率がよく、クラウドバンクは案件の利回りが高い。。
タケ
年間運用成績は上の画像の通りだよ。どちらもリターンを受け取ることができた。
もう一人のタケ
まとめ:クラウドクレジットは損をする?年間運用実績はプラス
今回はクラウドクレジットは損をするのかについて見ていきました。
年間の運用実績を見ると、プラスになっていて、私自身はリターンを得ることができました。
全体の損益分布で見ると、基本的にはプラスの運用をしている人が多いですが、若干元本割れを起こしている人もいる状況です。
- 分散投資を徹底する
- リターンよりも損失金額を小さくする方に重きを置く
この2点が重要なってきますので、これらの点を意識して投資していきましょう。
【クラウドクレジットの詳細は以下から】