クラウドバンクと他のソーシャルレンディング業者を徹底比較

- クラウドバンクっていう会社を見つけたんだけど、他と比べてどうなの?
- ソーシャルレンディングをやる時に、自分に合った業者はどれ?
など、ソーシャルレンディングをどこで始めるか迷っている人に向けて、今回はクラウドバンクと他のソーシャルレンディング業者を比較しました。
ソーシャルレンディングを始める際に、どの業者を選ぶのかは極めて重要です。
- 業者ごとの特徴
- 自分の方針に合った業者はどれか
このあたりの情報を知ってから、投資するとより自分に合った投資ができます。
ソーシャルレンディングを始めてみようかなと少しでも思っている方は業者の比較をこの記事では行なっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
クラウドバンクの特徴は一体どんなところ?
タケ
他の業者との比較とも行うよ!
もう一人のタケ
目次
まずはじめにクラウドバンクの特徴を把握しよう!
クラウドバンクの特徴は
【クラウドバンクの特徴】
- デフォルト率0%、回収率100%(2019年4月現在)
- 実績平均利回り6.79%(2019年4月現在)
- 証券会社(第1種金融商品取引業者)であること
- 過去に行政処分がある
ソーシャルレンディングに投資する際の最も大きなリスクはデフォルト(貸し倒れ)リスクなんですが、それがまだ0%です。
平均利回りは7%弱となっていて、かなり高めになっています。
これらがクラウドバンクのいい点。
一方、悪い点は過去に行政処分があるという点です。行政処分の内容としては
- 分別管理を適切に行っていない
- 顧客に対し必要な情報を適切に通知していない
という2つの点が処分の内容になっています。
運用している投資家への影響はなく、デフォルトも起こっていませんが、システム上の問題で、上の2つの状況が起こってしまったとあります。
クラウドバンクよりリスクを小さく取るかリスクを取るか
クラウドバンクは過去にデフォルトが起こっていないのに加え、第一種金融商品取引業者なので、安定感のある投資ができます。
利回りもそれなりにあるという感じですが、他のソーシャルレンディング業者と比較する際のポイントは
- クラウドバンクよりリスクを低く取る
- リスクを取って、より大きなリターンのある業者の投資する
クラウドバンクより利回りが大きい業者は限られますが、利回り10%前後のファンドを用意している業者もあります。
クラウドバンクはデフォルトがまだないのが魅力。
タケ
敬遠する人は過去の行政処分が大きな原因。
もう一人のタケ
クラウドバンクと他のソーシャルレンディング業者を比較
クラウドバンクと他のソーシャルレンディング業者を比較していきます。
様々な業者がありますが、訴訟が起こっている業者やデフォルトがあまりにも頻発している業者は除外しています。
今回比較する業者は
- OwnersBook
- funds(貸付ファンド)
- クラウドクレジット
この3つです。
fundsは厳密には少し仕組みが違いますが、投資する側がやる作業としては一緒なので、比較に含めました。
表で比較しました
主なソーシャルレンディング業者を表で比較しました。
業者 | 特徴 |
OwnersBook | ・不動産担保付 ・上場企業が運営 |
funds | ・1円から運用できる(最も少額) ・2019年1月から投資募集開始 |
クラウドクレジット | ・海外に投資する(新興国多め) ・利回りが高い(10%以上もあり) |
クラウドバンク | ・平均利回り6%台後半 ・2019年4月現在デフォルト0% |
主なポイントとしては
- 基本的にはどの業者も1万円から投資できる
- fundsは1円から投資できるので、実験的に少額で始めたい人向け(勉強用としてもいい)
- リターン重視なら、クラウドクレジット
- OwnersBookは堅実性を重視している
が挙げられます。
ソーシャルレンディングを比較した表は上の通り。
タケ
投資するならどこに投資するのか・・・これだけだと結構難しい!?
もう一人のタケ
少額ならfunds
最初に勉強がてら始めてみたいという方は1円から投資できるfundsというものもあります。
1円で始めることができるので、まずお試しで100円単位、1000円単位で始めたい人に向いています。
投資のやり方や口座開設の方法などはソーシャルレンディング業者と何ら変わりありません。
なので、ここで一度少額で投資してみて、その経験を他の生かすという方法もありです。
OwnersBookは全件不動産担保ありの安定感
OwnersBookは全件不動産担保がついていて、上場企業が運営しているので、安定感があります。
リターンは少し低いですが、デフォルトリスクを抑える上ではOwnersBookがかなり安心感があります。
利回りよりも着実な運用という方針です。
クラウドバンクはバランス型
上の表を比較するとクラウドバンクはバランス型だと言えます。
リターン的にはクラウドクレジットが一番ですが、OwnersBookやfundsに比べるとリターンは大きいです。
ただ、担保に関しては全件にあるわけではなく、不動産全件担保付のOwnersBookの方が堅実性・安定感という意味ではあります。
fundsは誕生して間もないですが、1円という少額が魅力。
クラウドバンクは全体的にみて、バランスがいいというイメージです。
クラウドバンクは利回りと安定感のバランスがいい。
タケ
過去の処分が気にならなければ、十分投資の選択肢の一つになる。
もう一人のタケ
ソーシャルレンディング投資はまず運用方針を決めよう!
業者を一つに絞る必要はそんなになくて、むしろ何個か使っていた方がいいです。
複数の業者を利用することによって、リスク分散になります。1つの業者に集中投資すると・・・
- 投資している業者の経営が危なくなった時に、どうにもならなくなる
- 問題が起こった時に大変
今はデフォルトが起こっていない業者でも、将来的には何が起こるかわかりません。
その時のために少なくとも2つの業者に分散しておいた方がいいでしょう。
タケのソーシャルレンディング運用
ソーシャルレンディングに関してはクラウドバンクとクラウドクレジットが多めですが、いずれも10万円ほど。
OwnersBookやfundsは2019年4月で3万円と1万円と多くない額で運用中です。(今後増やしていく予定です。運用実績記事で最新運用は更新します。)
なので、めちゃくちゃ高額を運用しているわけではありません。
運用実績は運用実績ページで更新していますので、そちらも参考にしてみてください。
運用実績ページで最新の状況を公開中。
タケ
元本はもともとめちゃくちゃ少なかった。ようやく100万円ほどを運用できるようになりました。
もう一人のタケ
まとめ:クラウドバンクと他のソーシャルレンディング業者比較

クラウドバンクと他のソーシャルレンディング業者を比較して、投資方針にあった業者を選ぶことが大切です。
実際に口座を開設したりする作業はソーシャルレンディングの場合、かなり簡単なので、心配する必要はありません。
ソーシャルレンディングは相場の変動を読んだりする必要があまりない、知識少なめでできる初心者向けの投資です。
1万円でできる業者がほとんどなので、まずは少額で試してみるのも手。
上手に活用して、将来の資金形成に役立ててくださいね!
【参考記事】